10月は0歳児クラスにて、パイプ椅子くぐりを行いました。パイプ椅子が出されると、子ども達は???という目で見ていますが、大好きな先生がくぐって遊ぶ姿を見ると、安心または興味を持った様子でマネっこしてくぐりだしました。
意外と簡単にくぐるので、牛乳パックで作った平均台を入れて狭めてみたり、跳び箱や巧技台の枠を使って「狭くて入りにくい」状況を作りました。
子ども達はその環境を見ると、「どうやって入ろうか」予測を立ててそして、身体を丁寧に動かしながら進んでいきました。子ども達の対応する力はとてもすごいと感じました。
今回、お見せした活動は体がうまく使えなかったり、見る力やコミュニケーションが育っていないとケガをする場合があります。まずは日々の中でふれあい遊びやハイハイがしたくなる環境、様々な感触を感じられるハイハイ環境など、基礎の力や感覚を育てておきましょう。
また、巧技台や跳び箱の淵がささくれていないか、またパイプ椅子は大人が支えていないとたたまれやすく、重篤なケガの要因(特に指)となります。
本来ならば、環境に出しっぱなしにして、子どもの欲求に応じていつでも遊べる遊具が欲しいところですが、難しい場合は条件付きとなってしまいますが、保育士が安全管理する状態でたくさん遊んでもよいでしょう。