10月21日に神奈川県で開催された園庭の研究会に参加させていただきました。その内容を少しだけ共有させていただきます。
保育園ってどこも似たような遊具があるよね!という意見がありますが、園庭の研究会に参加されている保育園さんでは、「自園でできる取り組みから始める」というねらいの下、で「ハード(物的環境)」「ソフト(人的環境)」を見直して、講師の方のサポートを受けながら試行錯誤をしているというお話を聞かせていただきました。
その他に保育施設で発生しているケガについての話がありました。ケガのデータを見ていると「うんてい」「鉄棒」「跳び箱」など、昔から大人が「させてきた」活動が多かったと感じました。また、その中で「自由保育」と「放置・放任保育」の違いなど、勉強させていただきました。自由保育ほど、子どもの観察と環境整備・準備が大切であるとのお話でした。子ども達が「今」どんな欲求を欲しているのか、それに対しては家庭背景(生活背景)の把握が改めて大切だと感じました。
また、印象的だったことは講師の大豆生田先生が、「体育指導をしている子ども達よりも自由に活動している子ども達の方が、体力テストで優位」とのお話をされていました。私も書籍を購入して、勉強してみようとおもいます。また、わかったことがあれば、コラムにて共有させていただきます。
自由に活動を探すことによって、自分で道筋を考えたり、必要なものを考えたり、それを表現実行するという「考える」「葛藤する」環境が豊富に含まれているとのことでした。
「遊道」では子ども達が主体的に活動できる環境作りのお手伝いのため、更に勉強していきたいと思います。